普通自動二輪の教習から始まっていよいよ、最後です。
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9月15日に自動車学校へ行き入校の手続きをして、9月19日に入校式と初回の教習をしました。
10月9日に普通二輪免許の検定に合格しました。
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普通二輪免許の併記手続きを終えて、すぐに教習所へ行って大型の教習が始まりました。
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10月11日に大型の教習を始めたので、それから10日、初回の普通二輪の教習から約1ヶ月で大型自動二輪の卒業検定となりました。
教習所生活の集大成です。
天気は生憎の雨。
風は教習所の交通安全の旗がバタバタとはためく位で、結構な強風でした。
9時を少し回った位に検定員が来て試験の説明と検定のコースの発表、コースの注意点(一発中止になる行為)等を説明してもらいました。
路面が濡れているので、急制動の距離も伸びて1つ先のマークまでになります。
「検定だからと言って特別うまくやろうとする必要はありません、いつも通りの教習の乗り方をしっかりしていれば大丈夫なはずです。」
それは確かにそうなんだが…
いつも通りだと、橋から落ちるのです…
しかし、今日は風が強くて雨が降っててコンディションは良くない。
なので、
制 限 時 間 完 全 無 視 作 戦
を実行することにしました。
大型自動二輪は一本橋は10秒以上、波状路は5秒以上、スラロームは7秒以内と決められています。
それに満たないと減点されるのですが、1本橋は脱輪したら検定中止、波状路は足を着いたり(エンスト)、コースから逸脱すると検定中止、スラロームはパイロンに触ったり、足を着いたら検定中止になります。
検定中止になるよりは最後まで完走したいので、今回は天気も悪いし風も強いので、3大鬼門課題の成功率も下がります。
もともと低い成功率が更に下がるので、今回はやはり制限時間完全無視作戦しかありません。
今回は大型、普通、小型の検定の方が居て、大型が最初なので、すぐに始まりました。
発着点で検定員に名前を言って、準備が出来たら始めてください、と言われます。
乗車→発進
乗車の時から採点されるので、後方確認をしてハンドルを握り、前ブレーキを掛けハンドルを真っ直ぐにしてからバイクを起こし、サイドスタンドを払います。
再度後方確認をしてバイクにまたがり、すぐに右足で後ろブレーキを踏みます。
ここで、ミラーを合わせるのですが、忘れてしまいエンジンを掛けてしまいました。
エンジンを掛けた後思い出してミラーを調整(^^;)
多分大丈夫…
後方確認後、右足を着いてギヤを1速に入れてウインカーを出し、また後方確認してスタートします。
踏切
最初は踏切です。
停止線を踏まないように、停止。
微妙に坂になっているので、後ろブレーキを使いしっかり坂道発進。
軌道敷内はギヤを上げないように注意して通過します。
通過後、本線に合流するので一時停止。
ここで1速に入っていないことに気づきます。
2速のランプが点滅してるのがうっすらと見えました(^^;)
ここは慌てず、後方確認をして右足を着き1速に入れます。
多分減点されないはず…
急制動
たまに、ギヤがニュートラルになったりしてしまうので、確実にシフトアップ。
44km位になったのをちらっと見てアクセルオフ、前輪が確実にパイロンを超えたところから前後ブレーーーーーーーキ!
停止位置が1つ先になっているので、結構余裕。
確実に左足を着いて止まります。
後方確認して1速に入れ、再度後方確認をして発進。
周回を回っている時に車線変更をするのですが、前に注意された確認しながら車線変更に成らないように、ミラー→ウインカー→確認→前を向く→車線変更を丁寧にやりました。
鬼門1 一本橋
本線から右折して丁寧に1本橋前の停止位置に止まります。
橋に対して真っ直ぐに止まれました。
ここからが勝負です。
今回は制限時間無視作戦、いつもなら10秒を満たすために、後ろブレーキや半クラを使うのですが、今日は一切使いません。
クラッチに指も掛けません。
後ろブレーキも踏まないようにつま先を上げ気味に。
遠くを見て、勢いよく一本橋に乗り、颯爽と駆け抜けます。
そのおかげで、グラグラすることも無く後輪が橋を下りるのをしっかり感じながら周回コースに戻ります。
第一関門突破!ホントか?
鬼門2 波状路
教習で何回もエンストしている波状路。
立ち上がって、通過します。
いつもは後ろブレーキを踏んで、減速しながら乗り越えて行きますが、今回は制限時間無視作戦なのでノーブレーキ、遠くを見てエンジンも吹かし気味に絶対エンストしないように通過します。
若干振られて逸脱しそうな感じがしましたが、大きく乱れること無く波状を通過。
制限時間無視作戦の効果は絶大です。
第二関門突破!ホントか?
スラローム
鬼門とまではいきませんが、要注意エリアです。
早く通過して時間をクリアしようとすると、パイロンに触ってしまったり曲がりきれないかもしれません。
と言うことで、ここでも制限時間無視作戦を発動します。
ゆっくり落ち着いて、パイロンから離れ気味にしっかり余裕を持ってバイクを左右に傾けて行きます。
ここも、無事に通過(^^)
ここまで来たらだいぶ気が楽になりました。
後は油断しないで行くだけです。
クランク
最後の見極めの時に、逸脱したこともあるクランク。
出口で半クラを使い足を着いたこともあるので、注意が必要です。
失速しないように半クラと後ろブレーキを使い、直線部分で周囲の確認、ウインカーの切替をして無事に通過。
S字
S字は特に失敗したことは無いので、確実に出口の左右確認をして無事通過周回コースに戻ります。
停車→降車
全ての課題を終えて、周回コースから右折して発着点に戻ります。
周回コースから右ウインカーを出し確認して右折、左側走行から左ウインカーを出して後方確認後、更に少し左に寄って停車。
ここで、一息ついて落ち着いてから、後方を確認して右足を着き、ニュートラルへ。
右足を戻してブレーキを踏み、キーを回してエンジンを切ります。
また後方確認してバイクを降り、前ブレーキを掛けたままサイドスタンドを下ろし、ハンドルを左いっぱいに回して終了です(^^)
講評
検定員に言われた事は、「落ち着いて運転してて良かったですよ」「教習車はパワーが全然無いバイクです。本来の大型バイクはもっとパワーがあってアクセルを開けるとグググーーーッと進む物なので、来年大きなバイクを運転するときは十分気を付けてください」と言うことでした。
これって(^^)
これで不合格ならあんまりだな~と思っていました。
結果発表~~~~
20分~30分くらい待ったでしょうか…
職員の方が来て「合格発表します」のあと、一人ずつ名前を呼ばれ、私の名前も呼ばれました。
お名前を呼ばれた方、
合格です。
と言われて、めでたく合格出来ました\(^O^)/
その後、卒業証書の作成で少し待って、卒業証書と免許の申請書を貰い免許交付の手続きの説明等を聞いて終了です。
もう教習所に来ることも無いのか~と思うとちょっとさみしいような(笑)
でも検定はもう受けたくありません(^^;)
免許交付
教習所からそのまま運転免許試験場に行き、視力検査をして、窓口に提出、書類の確認後免許証用の写真を撮り、2時間半後に免許が出来るとのことで、その間、ちょっと贅沢な昼食を取ってお祝いして時間まで待ちました。
時間になったら、再び試験場に行き免許交付。
めでたく、「普自二」「大自二」の記載された免許を貰いました!
これでバイクに乗れる(^^)
バイク無いけど(笑)
免許取得を振り返って
これで、二輪免許取得への道は終了となりました。
約1ヶ月ですが楽しかったです。
うまく乗れない事があったり、課題が出来なかったりしたことも多かったですが、出来ない事が面白いと言うか、いつも緊張していましたがそれが楽しかったですね。
普通二輪の免許を取ったときも書いたかと思いましたが、大型とか大特とかも教習所に通って取りたい気持ちです(笑)
なんだかんだ、家と仕事の往復以外の事があるのが楽しかったですね。
教習中でしたが、バイクに乗るのも単純に楽しかったです。
今回大型の免許を取ることが出来ましたが、制限時間無視作戦を決行したからで、大型二輪に乗るような人の技能は全く身についていないと思います。
普通二輪に受かったときと何にも変わっていません。
運良く補習も付かず、普通二輪も大型二輪も一回の検定で受かりましたが、昔の限定解除で大型を取った人とは雲泥の差だと思います。
その辺をわきまえて、調子に乗らず丁寧に模範になるような安全運転をしようとも思いました。